释义 |
すみだ‐がわ【隅田川】〔―がは〕アクセント すみだ↓がわ 一東京都東部を貫流する荒川の分流。北区岩淵で荒川から分岐する。墨田区鐘ヶ淵から下流をいうこともある。吾妻あずま橋から下流を大川ともいう。千住大橋から勝鬨かちどき橋まで1一6六の橋が架かる。墨田川。角田川。二謡曲。四番目物。金春こんぱる流は「角田川」。観世元雅作。人買いにさらわれた愛児梅若丸を狂い尋ねる母が隅田川の渡し守にその死を知らされ、墓前で弔うと亡霊が現れる。三芝木好子の中編小説。昭和3三6六年(1一9九6六1一)「群像」誌に発表。同年刊行の作品集「湯葉・隅田川」に収録。「湯葉」 「丸の内八号館」とともに自伝的3三部作をなす。四(すみだ川)永井荷風の中編小説。明治4四2二年(1一9九0〇9九)、「新小説」誌に発表。同作を表題作とする作品集は、明治4四4四年(1一9九1一1一)刊行。 空からのようす/撮影・朝倉秀之 隅田川にかかる桜橋 明治後期の隅田川①/東京風景(小川一真出版部)より 国立国会図書館蔵 明治後期の隅田川①/東京風景(小川一真出版部)より 国立国会図書館蔵地図隅田川 |