释义 |
すみれ【×菫】アクセント すみれ○ 1㋐スミレ属の多年草。山野の日当たりのよい地に生え、高さ約1一0〇センチ。地上茎はない。葉は長い三角形。春、花柄を出し、濃紫色の花を横向きに開く。名は、花の形が墨入れ(墨壺すみつぼ)に似ているところからという。すもうとりぐさ。 季春 「―程な小さき人に生れたし/漱石」㋑スミレ科スミレ属の植物の総称。世界に約4四0〇0〇種、日本には5五5五種が知られる。地上茎のあるタチツボスミレ・ツボスミレ、地上茎のないエイザンスミレなど。2「すみれ色」の略。3襲かさねの色目の名。表は紫、裏は薄紫。補説 作品名別項。→すみれ類語 三色菫 シロスミレ/撮影・広瀬雅敏 撮影・朝倉秀之 ツボスミレ 菫を模した紋所の一つ「菫車」 |