释义 |
切ない時の神頼みせつ‐な・い【切ない】アクセント せつな↓い 〘形〙文せつな・し〘ク〙《「ない」は接尾語》1悲しさや恋しさで、胸がしめつけられるようである。やりきれない。やるせない。「―・い思い」2からだが苦しい。「ああー・い、厭いやだと云うのに本田さんが無理にお酒を飲まして」〈二葉亭・浮雲〉3身動きがとれない。どうしようもない。「詮議つめられ―・く川中に飛び込み」〈浮・武家義理・三〉派生 せつながる〘動ラ五〙 せつなげ〘形動〙 せつなさ〘名〙類語 苦しい・辛い・やるせない・たまらない・やり切れない・悲しい・憂うい・耐えがたい・しんどい・苦痛である・物悲しい・うら悲しい・痛ましい・哀れ・哀切・悲愴ひそう・悲痛・悲傷・沈痛・もの憂い・断腸の思い・胸を痛める・胸が痛む・胸が塞がる・狂わしい・狂おしい・物狂おしい・悩ましい・熱狂的・身を焦がす・悶悶もんもん・惑乱・思い乱れる・思い悩む・思い焦がれる切せつない時ときの神頼かみだのみ信仰のない者が、苦しいときだけ神の助けを求めること。苦しい時の神頼み。 |