释义 |
[一]〘副〙[二]〘感〙然うは烏賊の金玉然うは問屋が卸さないそう【▽然う】〔さう〕アクセント 一そう○ /二そ↓う 《「さ(然)」の音変化》一〘副〙1そのように。「私も―思う」2(あとに打消しの語を伴って)それほど。そんなに。「―大きくない」二〘感〙1相手の言うことに肯定・同意するときに用いる語。「―、そのとおり」2相手の言葉に対する問い返しや、半信半疑の気持ちを表すときに用いる語。「あら、―」 「―、信じられないな」3過去の出来事を思い出すときなどに用いる語。「―、あれは去年の夏のことだ」類語 さも・さもさも・余り・そんな・大して・さほど・さして・さまで・それほど・さしたる・満更まんざら・必ずしも・あながち・一概に・そのよう・そうした・そういう・さよう・然しかく・なかなか・取り立てて・別段・さのみ・さしも・これほど・どれほど・いかほど・何ほど・それくらい・これくらい・このくらい・こればかり然そうは烏賊いかの金玉きんたま「そうは行かぬ」の「いか」に「烏賊いか」を掛け、そうはいかないということをしゃれていう言葉。然そうは問屋とんやが卸おろさないそんな安値では問屋が卸売りしない。そんなにぐあいよくいくものではないというたとえ。補説 文化庁が発表した「国語に関する世論調査」で、「そうは問屋が卸さない」と「そうは問屋が許さない」について、どちらの言い方を使うか尋ねたところ、次のような結果が出た。 平成1一8八年度調査平成2二7七年度調査そうは問屋が卸さない(本来の言い方とされる)6六7七.・7七パーセント7七0〇.・4四パーセントそうは問屋が許さない(本来の言い方ではない)2二3三.・5五パーセント2二3三.・6六パーセント |