释义 |
たい〘助動〙[たかろ|たく・たかつ|たい|たい|たけれ|○]《希望の助動詞「たし」の連体形「たき」の音変化》動詞、および助動詞「れる」 「られる」 「せる」 「させる」の連用形に付く。1話し手の希望を表す。「御飯を食べたい」「日比ひごろ月日がおがみたいと思うたに」〈虎明狂・腰祈〉2話し手以外の人の希望を表す。「読みたいなら貸すよ」 「やめたい人はやめればいい」3「ある」 「である」 「なさる」 「くださる」や尊敬の助動詞「れる」 「られる」に付いて、他に対する希望・要求を表す。…てほしい。「正直者がばかを見ない世の中でありたい」 「別表を参照されたい」補説 「たい」が他動性の動詞に付く場合、希望の対象を表すのに、「水を飲みたい」 「水が飲みたい」のように「…ヲ…タイ」 「…ガ…タイ」の両形を、室町時代以来用いてきている。連用形「たく」の音便形「とう(たう)」は中世から行われているが、現代語では、「ございます」 「存じます」を伴うときにかぎって行われる。また、接続助詞「て」を伴う場合、「たくって」となることもある。3は多く文章語に用いる。 |