释义 |
薪樵る薪尽く薪に油を添える薪に花薪を抱きて火を救うたき‐ぎ【薪】アクセント たきぎ○ 《焚たき木の意》燃料にする細い枝や割り木。まき。「枯れ枝を―にする」 「―をくべる」類語 薪まき・焚き物・焚き付け薪たきぎ樵こ・る薪の行道ぎょうどうをする。「―・る讃歎さんだんの声も」〈源・御法〉薪たきぎ尽つ・く1《「法華経」序品の「仏この夜滅度し給ふこと、薪尽きて火の滅するがごとし」の句から》釈迦しゃかが入滅する。「二月の中の五日は、鶴の林に―・きにし日なれば」〈増鏡・序〉2命が尽きる。死ぬ。「惜しからぬこの身ながらもかぎりとて―・きなむことの悲しさ」〈源・御法〉薪たきぎに油あぶらを添そ・える⇒火に油を注ぐ薪たきぎに花はな粗野ではあっても、やさしい風情があることのたとえ。薪たきぎを抱いだきて火ひを救すくう《「戦国策」魏策から》薪を抱いて、火を消そうと火元に近づく。害を除こうとして、かえって害を大きくすることのたとえ。類語 贔屓ひいきの引き倒し・親方思いの主倒し・勾張こうばり強くして家を倒す・火を以て火を救う・薬が効き過ぎる・情けが仇あだ・信心過ぎて極楽を通り越す・礼煩わしければ則ち乱る |