释义 |
竹植うる日竹に油を塗る竹に雀竹八月に木六月竹を割ったようたけ【竹】アクセント たけ○ /【複】~↓だけ1イネ科タケ亜科の多年生植物の総称。長く横にはう地下茎から地上茎がまっすぐに伸びる。茎には節があり、節と節の間は中空。地下茎から出た若芽を竹の子といい、食用にする。花はふつう数年から数十年の周期で開き、地上茎はその後枯れる。小形のものを一般に笹ささともいう。マダケ・モウソウチク・ハチク・アズマザサ・クマザサなど種類は多い。竹細工・団扇うちわ・簾すだれ・茶せんなどのほか、建築材料・観賞用など用途は広い。 季花=夏 実=秋 21で作った管楽器。笛・尺八など。下接語 糸竹・幹から竹・川竹・呉くれ竹・笹ささ竹・煤すす竹・篠すず竹・弱なよ竹・苦にが竹・群むら竹・若竹(だけ)青竹・綾あや織り竹・綾竹・斎いみ竹・衣紋えもん竹・雄竹・飾り竹・今年竹・竿さお竹・逆さ竹・錆さび竹・三年竹・四角竹・自在竹・篠しの竹・削そぎ竹・垂木たるき竹・力竹・筒竹・樋とい竹・生なま竹・業平なりひら竹・根曲がり竹・野竹・火吹き竹・真竹・雌竹・虎落もがり竹・矢竹・四つ竹・輪竹・割り竹・割れ竹類語 若竹・弱竹・青竹・孟宗竹・真竹・寒竹・篠竹・笹・熊笹竹たけ植ううる日ひ陰暦5五月1一3三日。この日に竹を植えると枯れないという中国の俗信がある。竹酔日ちくすいじつ。 季夏 「降らずとも―は蓑みのと笠かさ/芭蕉」竹たけに油あぶらを塗ぬるよく滑るところから、口が達者なことのたとえ。竹たけに雀すずめ1竹にスズメのいる図柄。日本画の画題。2取り合わせのよいことのたとえ。3紋所の名。笹竹ささたけで丸を作り、その中にスズメが向き合っているもの。上杉氏・長尾氏・伊達氏などが用いた。類語 梅に鶯うぐいす・獅子ししに牡丹ぼたん・牡丹に唐獅子からじし・紅葉もみじに鹿竹たけ八月はちがつに木き六月ろくがつ竹は陰暦8八月に、木は陰暦6六月に伐採するのが最もよいということ。竹たけを割わったよう《竹は一直線に割れるところから》気性のさっぱりしているさま。「―な性格の人」補説 「竹を切ったよう」とするのは誤り。 |