释义 |
卵に目鼻卵の四角と女郎の誠卵を見て時夜を求む卵を渡るたま‐ご【卵】アクセント たま↓ご /たまご○ /【複】~た↓まご1鳥・虫・魚などの雌から産み出される、殻や膜に包まれた球形のもの。孵化ふかすると子になる。卵らん。「―を産む」 「―がかえる」2(「玉子」とも書く)鶏の卵。鶏卵。3まだ一人前にならない人。修業中の人。「学者の―」4物事の起こりはじめ。未成熟なもの。「台風の―」下接語 泡雪あわゆき卵・磯巻いそまき卵・煎いり卵・落とし卵・寒卵・金きんの卵・コロンブスの卵・地じ卵・種卵・生なま卵・半熟卵・牡丹ぼたん卵・茹ゆで卵類語 (2)鶏卵・白身・卵白・黄身・卵黄 卵たまごに目鼻めはな色白でかわいらしい顔だちのたとえ。卵たまごの四角しかくと女郎じょろうの誠まこと四角い卵がないように、遊女が客に真心をもつはずがないこと。あるはずのないことのたとえ。卵たまごを見みて時夜じやを求もとむ《「荘子」斉物論から》卵のうちから、鶏となって時を告げることを待ち望む。順序を考えず、せっかちに結果を求めるたとえ。卵たまごを渡わた・るきわめて危険なことのたとえ。「乱れて歌ふ鶏の、―・るあやうさの」〈浄・歌念仏〉 |