释义 |
袂に縋る袂の露袂を絞る袂を連ねる袂を分かつた‐もと【×袂】アクセント たもと↓{が} 《「手た本もと」の意から》1和服の袖付けから下の、袋のように垂れた部分。2そば。きわ。「橋の―」3ふもと。すそ。「山の―」4肩からひじまでの部分。「娘子をとめらが娘子さびすと韓玉からたまを―に巻まかし」〈万・八〇四〉類語 振袖・留袖・袖袂たもとに縋すが・る願いを聞いてもらうまでは離すまいと、人のたもとをとらえる。転じて、相手の同情を引いて助けを求める。「―・って食いつなぐ」袂たもとの露つゆたもとにかかる涙。「君のみや花の色にも立ちかへで―は同じ秋なる」〈後拾遺・哀傷〉袂たもとを絞しぼ・るたもとをしぼるほど涙を流す。ひどく泣く。「両親に―・らせた事は有あっても」〈二葉亭・浮雲〉袂たもとを連つら・ねる人と行動を共にする。「賛同者として―・ねる」袂たもとを分わか・つ行動を共にした人と別れる。関係を断つ。離別する。「盟友と―・つ」類語 絶縁・離縁・義絶・勘当・離れる・離反・離背・決別・おさらば・絶交・断交・決裂・物別れ・離間・乖離・手を切る・生木を裂く・仲を裂く |