释义 |
足りないた・りる【足りる】アクセント たりる○ 〘動ラ上一〙1過不足なく必要なだけのものがある。十分である。「眠りが―・りる」 「頭数が―・りない」2何かをするのにそれで十分である。なんとか間に合う。「電話で用が―・りる」 「人手は今のところ―・りている」3(ふつう、動詞の連体形に「にたりる」の付いた形で)それだけの値うちがある。値する。「信頼するに―・りる人物」 「恐れるに―・りない」補説 四段活用の「足る」から転じ、近世から江戸で用いられるようになったもの。類語 (1)満足・満悦・充足・飽満・自足・自得・会心・自己満足・本望・満ち足りる・心行く・堪能・満喫・安住・安んずる・甘んずる・十分・十全・嬉しい・楽しい・面白い・喜ばしい・喜び・愉快・痛快・結構・喜悦・有頂天・納得・慊焉けんえん・三平二じ満・思わしい・上機嫌・ご機嫌・御おんの字・足る・舞い上がる・満たす・気を良くする・溜飲りゅういんを下げる・言うことなし・気に入いる・意に適う・うきうき・うはうは・わくわく・いそいそ・ぞくぞく/(2)間に合う・間に合わせる・堪たえる足たり◦ない頭の働きが普通より劣っている。「少し―◦ない人」類語 不束ふつつか・つたない・不肖・野育ち・至らぬ・半人前・青臭い・未熟・不慣れ・不調法・不行き届き・不十分・不完全・不備・不徹底・不敏・浅はか・浅薄・浅慮・浅才・無考え・愚か・愚かしい・不見識・無定見・生半可 |