释义 |
大なり小なり大の虫を生かして小の虫を殺す大は小を兼ねるだい【大】アクセント だ↓い /8だい○ 〘名・形動〙1形・規模・数量などの大きいこと。また、そのさま。「声を―にする」⇔小。2程度のはなはだしいこと。また、そのさま。「責任は―である」3その社会で水準以上にすぐれていること。盛んなこと。りっぱなこと。また、そのさま。「僅か一代で今日の―を為したという」〈島木健作・生活の探求〉4「大の月」に同じ。⇔小。5同名の父子のうち、父のほうを示す。「―デュマ」⇔小。6田畑の面積の単位。太閤検地以前は2二4四0〇歩ぶ。以後は2二0〇0〇歩。7「大学」の略。「小・中・高・―」8物を表す語の下に付いて、それとほぼ同じ大きさであることを表す。「こぶし―の石」 「実物―に作る」 「等身―の像」9名詞・形容動詞に付いて接頭語的に用いる。㋐数量や形・規模などが大きい意を表す。「―豊作」 「―庭園」 「―辞典」 「―洪水」㋑9㋐の意に加えて尊敬または賛美する意を表す。「―先輩」 「―僧正」㋒状態や程度を表す語に付いて、そのさまがはなはだしい意を表す。「―好き」 「―混乱」 「―失敗」→大の大だいなり小しょうなり大きくても小さくても。程度の差こそあれ。多かれ少なかれ。「―人には欠点がある」類語 多少・少し・少ない・幾らか・幾分・やや・なにがし・何等か・多かれ少なかれ大だいの虫むしを生いかして小しょうの虫むしを殺ころすやむをえない場合は、大きなものを救うために小さなものを犠牲にするたとえ。大だいは小しょうを兼かねる大きいものは、小さいものの役目もすることができる。 |