释义 |
[一]〘名〙[二]〘名・形動ナリ〙ちゅう‐げん【中間】アクセント ちゅうげん○ 一〘名〙(「仲間」とも書く)1㋐昔、公家・寺院などに召し使われた男。身分は侍と小者との間に位する。中間男。㋑江戸時代、武士に仕えて雑務に従った者の称。2江戸幕府の職名。江戸城内の部署の警備やその他の雑事に従事した。二〘名・形動ナリ〙1時間的、空間的に、ものとものとの間。なかほど。ちゅうかん。「彼の両国の―に舎衛国しゃゑこく有り」〈今昔・五・二二〉2どっちつかずなこと。中途半端なこと。また、そのさま。「夕潮ただ満ちに満ちてこよひ宿らむも―に潮満ち来なばここをも過ぎじと」〈更級〉3二つのものの間にあるものや状態。仏教で、有と無の間、前仏と後仏の間などをいう。「二仏の―闇ふかく」〈発心集・五〉類語 (一1)小姓・小者・奴・下郎・草履取り・寺男・作男 |