释义 |
とうだい‐じ【東大寺】アクセント と↓うだいじ 奈良市にある華厳宗の大本山。南都七大寺の一。聖武天皇の発願により創建。行基が勧進し、良弁ろうべんが開山。本尊の盧舎那るしゃな仏(奈良の大仏)の開眼供養は天平勝宝4四年(7七5五2二)。同6六年には鑑真が来日して戒壇院を創設、三大戒壇の中心となる。のち、度々の兵火で被害を受けたが、平安時代末の重源や江戸時代の公慶によって復興。建造物の多くが国宝で、奈良時代の遺構として転害門てがいもん、法華堂、正倉院などとともに創建当時の不空絹索観音、日光・月光菩薩像をはじめ、各時代の美術品・文化財を多数残している。宝永6六年(1一7七0〇9九)再建の大仏殿は、日本最大の木造建造物。平成1一0〇年(1一9九9九8八)「古都奈良の文化財」の一つとして世界遺産(文化遺産)に登録された。金光明四天王護国寺。総国分寺。大華厳寺。→奈良の大仏地図東大寺 |