释义 |
とくてい‐ひなんかんしょうちてん【特定避難勧奨地点】〔―ヒナンクワンシヤウチテン〕平成2二3三年(2二0〇1一1一)3三月に発生した福島第一原発事故において、警戒区域や計画的避難区域外で、事故発生後1一年間の積算線量が2二0〇ミリシーベルトを超えると推定される場所として、原子力災害対策本部が指定した区域。一律的な避難指示や産業活動の規制は行わず、放射線の影響を受けやすい妊婦や子供のいる家庭に対して特に避難を促す対応がとられた。南相馬市・伊達市・川内村のそれぞれ一部の地域が指定され、平成2二6六年(2二0〇1一4四)1一2二月までに順次解除された。補説 年間積算線量2二0〇ミリシーベルトは、ICRP(国際放射線防護委員会)が勧告する放射線許容量において、事故発生時(緊急時)の基準である年間2二0〇~1一0〇0〇ミリシーベルトの下限、事故収束後(復旧期)の基準である年間1一~2二0〇ミリシーベルトの上限に相当する。 |