释义 |
[一]〘名〙[二]〘副〙疾っくの疾う疾っくの昔とっく【▽疾っく】アクセント とっく○ 《「と(疾)く」の音変化》一〘名〙ずっと以前。とう。「―からここに住んでいる」「―の前さき、何処かへ、すっ飛んで居るんですから」〈鏡花・婦系図〉二〘副〙1(多く「とっくに」の形で)ずっと前に。とうに。「食事は―に済ませた」「―申し聞かせんずれども」〈浄・女護島〉2速やかに。急いで。「汝元来いづくより来たる。―去れ」〈浄・油地獄〉類語 早早はやばや・早早そうそう・早め・尚早・もう・最早もはや・早はや・早くも・今や・既すでに・とうに・とうの昔・とっくの昔・つとに・先刻・前前・かねて・かねがね・何時か・既往・これまで・従来・従前・来こし方・先年・当年・一時・一頃・その節・先に・当時・古来・あらかじめ・年来・旧来・在来・その昔・前以て・先立って・かつて・見越し・根回し・手回し・早手回し・手を回す・地固め・地均ならし・布石・事前・先手・手当て・準備・下準備・段取り・手筈てはず・下見・予習・備え・伏線・示し合わせる・言い合わせる・申し合わせる・打ち合わせる・口裏を合わせる疾とっくの疾とう「とっく一」を強めた言い方。「そんな事は―から知っていた」疾とっくの昔むかしずっと以前。とうのむかし。「―に読んだ小説」類語 早早はやばや・早早そうそう・早め・尚早・もう・最早もはや・早はや・早くも・今や・既すでに・とっくに・とうに・とうの昔・つとに・先刻 |