释义 |
[一]〘動カ五(四)〙[二]〘動カ下二〙取り付く島とり‐つ・く【取(り)付く】アクセント とりつ↓く /とりつく○ 一〘動カ五(四)〙1しっかりとつかまる。すがりつく。とりすがる。「救命ブイに―・く」2しっかりと組みつく。組みかかる。「岩場に―・く」 「一人に五、六人が―・く」3新しく物事を始める。着手する。とりかかる。「家の普請に―・く」4きっかけをつかむ。手がかりを得る。「―・きようのない難問」5(「取り憑く」とも書く)心霊や魔物が乗り移る。つきものがつく。「怨霊が―・く」6(「取り憑く」とも書く)ある感情などが根付いて離れなくなる。「強迫観念に―・かれる」二〘動カ下二〙「とりつける」の文語形。類語 すがる・取りすがる・寄りすがる・すがり付く・追いすがる・負んぶに抱っこ・杖とも柱とも・藁にもすがる・溺れる者は藁をも掴む取とり付つく島しま頼りとしてすがるところ。取り付き所。多く、あとに打消しの表現を伴って用いる。「つっけんどんで―もない」補説 文化庁が発表した平成2二4四年度「国語に関する世論調査」では、本来の言い方とされる「取り付く島がない」を使う人が4四7七.・8八パーセント、本来の言い方ではない「取り付く暇ひまがない」を使う人が4四1一.・6六パーセントという結果が出ている。 |