释义 |
ども〘接助〙《接続助詞「ど」+係助詞「も」から》活用語の已然形に付く。1逆接の確定条件を表す。…けれども。…だが。「行け―行け―山また山」「日も暮るれ―、あやしのふしどへも帰らず」〈平家・三〉2上の事柄を受け、それを条件として予想されることに反する事柄がいつも起こることを表す。…の場合でも、きまって。「このころの恋の繁けく夏草の刈り払へ―生おひしくごとし」〈万・一九八四〉補説 中古の「ども」は漢文訓読文に多くみられるが、中世後期以降は「ど」より優勢となる。2は、中世以後「たとひ」などと呼応して、逆接仮定条件のように用いられることもある。現代語では文章語として用いられる。→と言えども |