释义 |
[一]〘名〙[二]〘形動ナリ〙なか‐ぞら【中空】アクセント なかぞ↓ら /なかぞら○ 一〘名〙空の中ほど。中天。「―までも立ち昇る烈々とした炎の色は」〈芥川・地獄変〉二〘形動ナリ〙1どちらともきまらないさま。中途半端。「いづ方にも寄らず―にうき御宿世なりければ」〈源・柏木〉2心が落ち着かないさま。うわのそら。「初雁のはつかに声を聞きしより―にのみ物を思ふかな」〈古今・恋一〉3いいかげんなさま。おろそか。「女のためも―にこそならめ」〈徒然・一九〇〉類語 中空ちゅうくう・中天・空・天・天空・天穹てんきゅう・穹窿きゅうりゅう・蒼穹そうきゅう・太虚たいきょ・上天・天球・青空・青天井・宙ちゅう・空くう・空中・虚空こくう・上空・大空・高空・低空 |