释义 |
薺打つなずな【×薺】〔なづな〕アクセント なずな○ アブラナ科の越年草。道端などに生え、高さ1一0〇~4四0〇センチ。葉は羽状に裂けている。春、白い小さな4四弁花を総状につけ、三味線の撥ばちのような形の実を結ぶ。春の七草ななくさの一つで、若葉は食用。三味線草。ぺんぺん草。 季新年 花=春 「一とせに一度つまるる―かな/芭蕉」 薺を模した紋所の一つ「八つ薺」 薺なずな打う・つ正月6六日の晩から7七日の暁にかけ、七草粥ななくさがゆに入れる菜をまな板にのせ、囃子詞はやしことばを唱えながら、たたき刻む。七草打つ。薺はやす。 季新年 「―・つ妻は醍醐だいごの里育ち/野風呂」 |