释义 |
な‐なアクセント な↓な 〘連語〙1《上代東国方言》活用語の未然形に付く。…ないで。…ずに。「我が背なを筑紫へ遣やりて愛うつくしみ帯は解か―あやにかも寝も」〈万・四四二二〉補説 前の「な」は打消しの助動詞「ず」の古い未然形。後の「な」については、打消しの助動詞「ず」の古い未然形、または終助詞、あるいは助詞「に」の音変化した「な」などとする説がある。万葉集の東歌にだけみられる。2《完了の助動詞「ぬ」の未然形+終助詞「な」。上代語》活用語の連用形に付く。…てしまいたい。…てしまおう。「秋の田の穂向ほむきの寄れる片寄りに君に寄り―言痛こちたくありとも」〈万・一一四〉 |