释义 |
波に乗る波にも磯にもつかぬ心地波を打つなみ【波┊▽浪┊×濤】アクセント なみ↓{が} /【複】□□なみ○、~↓なみ1風や震動によって起こる海や川の水面の高低運動。波浪。「―が寄せてくる」 「―が砕ける」 「逆巻く―」2空間や物体の一部における振動や変化が、周囲の部分に次々に伝わっていく現象。波動。「光の―」 「音の―」3押し寄せるように揺れ動くものの動き。「人の―」4個人ではどうしようもない変化が、かわるがわる生じること。「歴史の―」 「国際化の―」5形状や有様などが、波の形や動きを思わせるもの。「いらかの―」 「雲の―」 「稲穂の―が揺れる」6物事の動向にでこぼこ・高低・出来不出来などがあって、一定しないこと。むら。「調子に―がある」 「成績に―がある」 「感情の―が激しい」7老いて皮膚にできるしわ。「老いの―」 「額の―」8海水の流れ。うしお・潮流。「はやき―ありて、はなはだはやきに会ひぬ」〈神武紀〉9世の乱れ。騒ぎ。ごたごた。「四海の―も静かにて」〈謡・内外詣〉10はかないもの、消えやすいものをたとえていう語。「―と消えにし跡なれや」〈謡・江口〉11紋所の名。1を図案化したもの。補説 書名別項。→波下接語 徒あだ波・荒波・磯いそ波・浮き世の波・卯う波・大波・男お波・風かざ波・川波・黄金こがねの波・小波・逆さか波・細さざ波・細ささら波・細さざれ波・三角波・白しら波・高波・縦波・津波・年波・土用波・早波・人波・藤ふじ波・穂波・女め波・夕波・横波類語 波浪・さざ波・白波・逆波・津波・土用波・うねり・小波・大波・高波・荒波・波濤・怒濤・激浪・男波・女波・余波・徒波あだなみ・逆浪げきろう・横波・海嘯・夕波・波頭なみがしら・波頭はとう・波の花・波間 波の紋所の一つ「波に燕」 波の紋所の一つ「波に千鳥」 波の紋所の一つ「向い波」 波なみに乗の・る時勢に合って栄える。時流に乗る。また、調子に乗る。「好況の―・る」類語 はかどる・進む・運ぶ・はかが行く・進捗しんちょくする・進行する・進展する・軌道に乗る・流れに棹差す・エンジンが掛かる波なみにも磯いそにもつかぬ心地ここちどっちつかずの、落ち着かない気持ち。「なまじいに一門には離れ給ひぬ、―ぞせられける」〈平家・七〉波なみを打う・つ「波打なみうつ」に同じ。 |