释义 |
難付く難無し難に臨んで遽かに兵を鋳る難を付けるなん【難】アクセント な↓ん 1災い。災難。「あやうく―を逃れる」2むずかしいこと。むずかしさ。困難。「―を避け、易やすきに就く」3欠点。「少々―のある品」 「強いて―をいえばやや甘さが足りない」4非難すべき点。難点。「うかつだったとの―を免かれない」類語 (1)災害・災難・災い・被害・害・禍害・惨害・惨禍・災禍・被災・天変地異・天災・人災・地変・風害・風水害・冷害・霜害・雪害・干害・渇水・旱魃・水涸れ・病虫害・虫害・煙害・公害・薬害・災厄・厄・凶事・禍根・舌禍・筆禍・試練・危難・国難・水難・水禍・海難・受難・遭難・罹災・貧乏籤くじ・馬鹿を見る・弱り目に祟たたり目・泣き面に蜂/(3)欠陥・難点・短所・傷・癖くせ・遜色・弱点・欠点・盲点・瑕疵かし・瑕瑾かきん・粗あら・弱み・泣き所・負い目・引け目・付け目・デメリット・ウイークポイント・ハンディキャップ難なん付つ・く一(「付く」が下二段活用の場合)非難する。難癖をつける。「人の上を―・け、おとしめざまのこと言ふ人をば」〈源・蛍〉二(「付く」が四段活用の場合)難癖をつけられる。傷がつく。「私が内証の自分仕事にしませう、時には(=ソレナラ)家に―・かず」〈浄・氷の朔日〉難なん無な・し非難するところがない。差し支えない。→難無く「いづくも―・しとて」〈徒然・三三〉難なんに臨のぞんで遽にわかに兵へいを鋳いる《「晏子春秋」雑上から》戦争が起こってから急いで武器を作る。事が起こってからあわてて準備をしても間に合わないというたとえ。類語 戦いくさを見て矢を矧はぐ・敵を見て矢を矧ぐ・泥棒を捕らえて縄を綯なう・渇かつに臨みて井いを穿うがつ難なんを付つ・ける欠点を指摘して責める。難癖を付ける。「仕上がりに―・ける」 |