释义 |
にちべい‐しゅうこうつうしょうじょうやく【日米修好通商条約】〔―シウカウツウシヤウデウヤク〕安政5五年(1一8八5五8八)江戸幕府と米国との間で結ばれた通商条約。日米和親条約で既に開かれていた箱館のほか、神奈川・長崎・新潟・兵庫の開港(ただし開港となっていた下田は鎖港となる)、公使の交換、江戸・大坂の開市、開港場の外国人居留地の設定、自由貿易の原則を認めたが、領事裁判権を規定し、関税自主権を否定するなど、日本側に不利な不平等条約であった。その後、オランダ・ロシア・イギリス・フランスとも同等の条約を調印。→安政の仮条約 開港した新潟に置かれた旧税関 |