释义 |
に‐つま・る【煮詰(ま)る】アクセント につま↓る /につまる○ 〘動ラ五(四)〙1煮えて水分がなくなる。「汁が―・る」2討議・検討が十分になされて、結論が出る段階に近づく。「問題が―・ってきた」→生煮え補説 近頃では、「煮詰まってしまっていい考えが浮かばない」のように「行き詰まる」の意味で使われることが多くなっている。2の意は1一9九0〇0〇年代後半に始まるようである。「行き詰まる」の意は1一9九5五0〇年ころの使用例があるが、広まったのは2二0〇0〇0〇年ころからか。文化庁が発表した平成2二5五年度「国語に関する世論調査」では、「7七日間に及ぶ議論で、計画が煮詰まった」を、本来の意味とされる「(議論や意見が十分に出尽くして)結論の出る状態になること」で使う人が5五1一.・8八パーセント、本来の意味ではない「(議論が行き詰まってしまって)結論が出せない状態になること」で使う人が4四0〇.・0〇パーセントという結果が出ている。類語 煮付ける・煮染める・煮込む |