释义 |
糠に釘糠を舐りて米に及ぶぬか【×糠】アクセント ぬか↓{が} 1玄米などを精白する際に果皮・種皮などが破けて粉になったもの。こめぬか。飼料や漬物などに用いる。2「糠味噌ぬかみそ」の略。3接頭語的に用いて、ごく細かいこと、また、はかないこと、むなしいことの意を表す。「―雨」 「―喜び」類語 米糠・小糠糠ぬかに釘くぎアクセント ぬか↓にくぎ ぬかに釘を打つこと。なんの手ごたえもなく、効き目のないことのたとえ。暖簾のれんに腕押し。ぬかくぎ。「いくら注意しても―だ」類語 馬耳東風・馬の耳に風・馬の耳に念仏・犬に論語・牛に経文・牛に対して琴ことを弾ず・兎に祭文・豆腐に鎹かすがい・暖簾のれんに腕押し・石に灸きゅう・石に針・沢庵たくあんのおもしに茶袋・汽車の後押し・網の目に風とまらず・籠で水を汲む・屋上屋おくを架す・屋下に屋を架す・月夜に提灯ちょうちん・闇の夜の錦・泥田を棒で打つ・竹藪に矢を射るよう・死に馬に鍼はり・氷に鏤ちりばむ・泥裡でいりに土塊どかいを洗う・権兵衛が種蒔きゃ烏からすがほじくる・骨折り損の草臥くたびれ儲もうけ糠ぬかを舐ねぶりて米こめに及およぶ《「史記」呉王濞伝から》糠をなめ尽くせば、やがては米にまで手をつける。被害が徐々に拡大することのたとえ。 |