释义 |
[一]〘名〙[二]〘代〙[三]〘接尾〙主ある詞主ある花ぬし【主】アクセント ぬ↓し 一〘名〙1その社会・集団などを支配・統率する人。あるじ。「一国の―」 「世帯―」2所有者。持ち主。「地―」3動作・行為の主体。また、ある事柄の主人公。「声の―」 「うわさの―」4山や川などに古くからすみ、霊力があると信じられている動物。転じて、ある場所に長くいる人。「沼の―」 「この学校の―」5夫。また、定まった情夫。「―ある身」二〘代〙二人称の人代名詞。1敬意や親しみを込めて相手を呼ぶ語。多く同輩以下の男性に対して用いる。→おぬし「―はいづくへぞなど、語らひ行くほどに」〈今昔・二九・二三〉2女性が親密な男性を呼ぶ語。「もし、―が逢ひたがらしゃんすその人に」〈伎・助六〉三〘接尾〙人名や呼称に付けて、軽い敬意を表す。男性に用いることが多いが、まれに女性にも用いる。「源氏木曽冠者義仲―は」〈吾妻鏡・一〉下接語 県あがた主・網主・家主・馬主・売り主・送り主・御お主・買い主・飼い主・抱え主・貸し主・株主・借り主・神主・倉主・地主・救い主・世帯主・名主・荷主・船主・持ち主・雇い主・家や主・吾わ主類語 主人・あるじ主ぬしある詞ことば歌学で、特定の個人が創始した秀句で、歌に詠み込むのを禁じられた句。例えば、西行の「すずしくくもる」、定家の「雪の夕ぐれ」など。主ぬしある花はなすでにきまった相手のある女性。 |