释义 |
根浅ければ則ち末短く本傷るれば則ち枝枯る根が生える根に持つ根も葉もない根を下ろす根を絶つ根を生やす根を張る根を深くし蔕を固くすね【根】アクセント ね↓{が} /6ね○{が} 1維管束植物の基本器官の一。普通は地中にあって、植物体を支え、水・養分を吸収する。先端に根冠に包まれた生長点があり、根毛をもつ。「植木の―がつく」 「竹が―を張る」2立ったり生えたりしているものの下の部分。「歯の―」 「髷まげの―」3物事の基礎・土台。根本。「息の―を止める」 「思想の―」4物事の起こるもと。根本原因。「悪の―を絶つ」 「両国の対立の―は深い」5はれ物などの中心になっている堅い部分。「できものの―」 「魚の目の―」6本来の性質。生まれつきの性質。「―は心のやさしい人だ」7釣りで、海底にある岩礁帯。「―魚」8名詞の下に付いて、複合語をつくる。㋐地に根ざしている、立っている意を表す。「垣―」 「岩―」㋑語調を整えるために用いる。「杵き―」 「島―」下接語 息の根・岩根・枝根・海老えび根・大おお根・尾根・主おも根・垣根・固根・草の根・首根・心根・舌の根・性しょう根・白しら根・白しろ根・付け根・這はい根・蓮はす根・羽根・歯の根・鬚ひげ根・菱ひし根・棒根・細根・眉まゆ根・屋根・矢の根・横根・若根類語 (1)根っこ・根もと・球根・根方・主根・側根・髭根・根毛・百合根・蓮根・株/(3)根本・大本おおもと・大根おおね・本もと・根元ねもと・根底・基底・根基・根幹・基本・本質・大本たいほん・根源・本源・基礎・基盤・基幹・基部 根ね浅あさければ則すなわち末すえ短みじかく本もと傷やぶるれば則すなわち枝えだ枯かる《「淮南子えなんじ」繆称訓から》根元が深くしっかりしていなければ枝葉もよく伸びず、幹が傷んでいると枝葉も枯れる。基礎がしっかりしていないものは伸びがなく、すぐだめになるということ。根ねが生は・えるその場所から動かなくなる。「飲み始めると―・えたように動かない」根ねに持も・ついつまでも恨みに思って忘れない。「昔の失言をまだ―・っている」根ねも葉はもな・い少しの根拠もない。でたらめである。「―・いうわさ」類語 嘘・偽り・法螺・そら・嘘っぱち・嘘八百・虚偽・偽善・まことしやか・もっともらしい・二枚舌・はったり・虚・虚言・でたらめ・出任せ・出放題・荒唐無稽・事実無根・虚辞・そら言・そら音根ねを下おろ・す草木がしっかりと根を生やす。転じて、しっかりと位置を占める。定着する。「漫画文化が若者の間に―・す」類語 根付く・根差す根ねを絶た・つすっかり取り除く。「汚職の―・つ」根ねを生はや・す1その場所に腰を落ち着けて動こうとしない。「玄関口に―・して話し込む」2定着する。「仏教思想が―・した国」根ねを張は・る深く広がって、動かしがたいものになる。ある感情や風習・勢力などが定着する。「政治家への不信感が―・る」 「市内全域に―・る組織」根ねを深ふかくし蔕ほぞを固かたくす《「老子」五九章から》根本を堅固にすることのたとえ。 |