释义 |
暖簾に腕押し暖簾を下ろす暖簾を分けるの‐れん【▽暖×簾】アクセント のれん○ 《「のんれん」 「のうれん」の音変化。もと、禅家で簾すのすきまをおおい風よけとする布の帳とばりをいった》1商家で屋号・店名などをしるし、軒先や店の出入り口にかけておく布。また、それに似た、室内の仕切り・装飾などに用いる布。のんれん。のうれん。2店の信用・格式。「―に傷がつく」3多年にわたる営業から生じる無形の経済的利益。得意先・仕入れ先関係、営業上の秘訣、信用、名声など。法律で権利とみなされることがある。4「暖簾名のれんな」の略。類語 (1)カーテン・帳とばり・窓掛け・日除け・日覆い・幌・シェード・ブラインド/(2)信用・信しん・信頼・信任・信望・人望・名な・定評・評判・覚え・名望・声望・徳望・人気・魅力・受け・名誉・名聞めいぶん・面目・体面・面子メンツ・一分いちぶん・沽券こけん・声価暖簾のれんに腕押うでおし少しも手ごたえや張り合いがないことのたとえ。類語 馬耳東風・馬の耳に風・馬の耳に念仏・犬に論語・牛に経文・牛に対して琴ことを弾ず・兎に祭文・糠ぬかに釘・豆腐に鎹かすがい・石に灸きゅう・石に針・沢庵たくあんのおもしに茶袋・汽車の後押し・網の目に風とまらず・籠で水を汲む・屋上屋おくを架す・屋下に屋を架す・月夜に提灯ちょうちん・闇の夜の錦・泥田を棒で打つ・竹藪に矢を射るよう・死に馬に鍼はり・氷に鏤ちりばむ・泥裡でいりに土塊どかいを洗う・権兵衛が種蒔きゃ烏からすがほじくる・骨折り損の草臥くたびれ儲もうけ暖簾のれんを下おろ・すその日の営業を終える。また、商売をやめる。「時流にのれず、老舗が―・す」類語 閉店・店じまい・看板・閉業・店を畳む・看板を下ろす暖簾のれんを分わ・ける商家で、長年よく勤めた店員などに新たに店を出させ、同じ屋号を名のらせる。そのとき、資金援助をしたり、得意先を分けたりする。 |