释义 |
[一]〘動ワ五(ハ四)〙[二]〘動ハ下二〙這えば立て立てば歩めの親心這っても黒豆は・う【×這う┊▽延う】〔はふ〕アクセント は↓う 一〘動ワ五(ハ四)〙1手足を地面・床などにつけて進む。腹這いになって進む。また、腹這いになる。「赤ん坊が―・う」 「はたいて土俵に―・わせる」2虫や蛇などが、からだで地をするようにして進む。「ナメクジの―・った跡」3植物の根やつる草などが地や物にまつわりついて伸びる。また、そのように物の表面を伝って進む。「壁に蔦つたを―・わせる」 「地を―・う煙」4さまよい歩く。漂泊する。「いかにも覚さん儘に―・ふ方へ―・ひ給へ」〈盛衰記・四六〉可能 はえる二〘動ハ下二〙1長く引きのばす。張り渡す。「墨縄を―・へたる如く」〈万・八九四〉2ことばや思いを相手にとどかせる。心を寄せる。言葉をかける。「水久君野みくくのは鴨の這はほのす見ろが上に言をろ―・へていまだ寝なふも」〈万・三五二五〉類語 はいはい・匍匐・四つん這い・腹這う・這い回る・這いずり回る・這いつくばう這はえば立たて立たてば歩あゆめの親心おやごころ子供の一日でも早い成長を待ち望む親の心をいう言葉。這はっても黒豆くろまめ黒いものが這い出しても、虫であると認めず、黒豆であると言い張ること。間違っていても、強情に自説を曲げないことのたとえ。 |