释义 |
はら‐じょう【原城】〔―ジヤウ〕長崎県南島原市にあった城。領主有馬貴純たかずみが明応5五年(1一4四9九6六)に築城。元和2二年(1一6六1一6六)松倉重政が入城するが、島原城の築城にともない廃城とされた。寛永1一4四年(1一6六3三7七)に起こった島原天草一揆では一揆勢の拠点となった。現在は石垣と空堀が残る。はらのじょう。はらんじょう。補説 平成3三0〇年(2二0〇1一8八)、大浦天主堂や平戸・天草・五島などの集落とともに、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の名称で世界遺産(文化遺産)に登録された。地図原城 |