释义 |
春さる春立つ春設く春を売る春を鬻ぐはる【春】アクセント は↓る 1四季の第一。冬と夏の間で、日本では3三・4四・5五月をいう。暦の上では立春から立夏の前日まで(陰暦の正月から3三月まで)をいい、天文学では春分から夏至まで。しだいに昼が長く、夜が短くなり、草木の芽がもえ出る。「暖かい―の日ざし」 季春 「窓あけて窓いっぱいの―/山頭火」2《陰暦では立春のころにあたるところから》新年。正月。「新しい―を迎える」3思春期。青年期。青春。また、思春期の欲情。「―のめざめ」4人生の中で勢いの盛んな時期。また、最盛期。「人生の―」 「わが世の―をうたう」5苦しくつらい時期のあとにくる楽しい時期。「わが家にめぐりくる―」6性行為。「―をひさぐ」補説 作品名別項。→春類語 (1)春季・春期/(2)正月・一月・新年・新春・初春しょしゅん・はつはる・孟春もうしゅん・年始・年初・松の内・睦月むつき・陽春春はるさ・る《「さる」は季節などが近づく意》春になる。春が来る。「―・らば逢はむと思もひし梅の花今日の遊びに相見つるかも」〈万・八三五〉春はる立た・つ春の季節に入る。立春になる。 季春 「―・つや愚の上に又愚にかへる/一茶」春はる設ま・く春を待つ。また、春を迎える。「―・けてもの悲しきにさ夜ふけて羽振き鳴く鴫しぎ誰たが田にか住む」〈万・四一四一〉春はるを売う・る売春をする。春をひさぐ。類語 売春・売淫・淫売・売笑・売色・春を鬻ひさぐ春はるを鬻ひさ・ぐ「春を売る」に同じ。「握り飯一つで―・ぐ女もゐるといふ」〈織田作之助・世相〉 |