释义 |
はんしちとりものちょう【半七捕物帳】〔ハンシチとりものチヤウ〕岡本綺堂による小説。また、そのシリーズ名。明治時代の東京に住む老人半七が、自身が岡っ引きとして関わった幕末期の事件について新聞記者に語るという体裁の、時代物連作娯楽小説。全6六8八編。第1一作「お文の魂」は、大正6六年(1一9九1一7七)に雑誌「文芸倶楽部」に発表。以後、同誌や「講談倶楽部」 「新青年」などの雑誌で約2二0〇年にわたり断続的に作品を発表。時代小説と推理小説を組み合わせた捕り物帳というジャンルを確立した記念碑的シリーズとして知られる。 |