释义 |
ばんり‐の‐ちょうじょう【万里の長城】〔―チヤウジヤウ〕アクセント ば↓んりのちょうじょう 中国本土の北辺に築かれた長大な城壁。春秋時代に斉せい・燕えん・趙ちょう・魏ぎなどの諸国が国境に築いたもので、秦の始皇帝が匈奴きょうどの侵入を防ぐために燕・趙の長城を用いて万里の長城とした。南北朝時代から位置を南に移し、現存のものはモンゴルの侵入に備えて明代に築かれたもの。河北省の山海関から甘粛省の嘉峪かよく関に至り、全長約2二4四0〇0〇キロメートル。高さ約6六~9九メートル、幅約4四.・5五メートル。1一9九8八7七年、世界遺産(文化遺産)に登録された。長城。補説 中国政府は2二0〇0〇9九年、重複して建てられたり分岐したりした部分、また天然の地形を利用した部分を含めると、明代の長城の総延長は8八8八5五1一.・8八キロメートルであると発表。2二0〇1一2二年には秦・漢時代のものも含め2二万1一1一9九6六.・1一8八キロメートルと発表した。 地図万里の長城 |