释义 |
額垂る額に汗する額に箭は立つとも背に箭は立たず額を集める額を合わせるひたい【額】〔ひたひ〕アクセント ひたい○ 1顔の上部の、髪の生えぎわと眉まゆとの間の部分。おでこ。2冠・烏帽子えぼしなどの前額に当たる部分。厚額あつびたい・薄額うすびたい・透き額などがある。3(「蔽髪」と書く)平安時代、女官が礼装のときに用いた髪の飾り。頭髪の前につける。平額ひらびたい。4童舞わらわまいの冠のこと。5「額髪ひたいがみ」の略。6「額付ひたいつき」の略。7(多く「岸の額」の形で)物の突き出ている部分。「岸の―のかた土くゎっと崩れて」〈太平記・三一〉類語 おでこ・眉間 額②額ひたい垂た・る《「そる」という語を忌み嫌っていう語》額をそる。「あんまりよい月影に、―・れうと思うて」〈浄・重井筒〉額ひたいに汗あせ・する汗を流して仕事に励む。一生懸命に仕事をする。「―・してかせぐ」類語 稼ぐ・働く・労働する・精を出す・勤める・労する・活動する・作業する・勤労する・従事する・就労する・実働する・勤務する・執務する・服務する・勤続する・仕える・立ち働く・勤まる・汗水を流す額ひたいに箭やは立たつとも背そびらに箭やは立たたず額に矢を受けようとも背中に受けることはない。絶対に退却しないということ。額ひたいを集あつ・める顔を寄せ合って相談する。集まって相談する。鳩首きゅうしゅする。「―・めて相談する」類語 相談・話し合い・打ち合わせ・下相談・談合・合議・協議・商議・評議・評定ひょうじょう・鳩首きゅうしゅ・凝議ぎょうぎ・内談・示談・用談・来談・商談・話・膝を交える・話し合う・打ち合わせる・諮はかる・計はからう額ひたいを合あわ・せる額と額とがくっつくほど近くに寄る。「―・せて何事か企む」 |