释义 |
隙過ぐる駒隙行く駒ひま【▽隙】アクセント ひま○ 《「暇ひま」と同語源》1物と物との間の空所。すきま。すき。「―漏る夜寒の風に」〈木下尚江・良人の自白〉2人と人との間にできた気持ちの隔たり。不和。「長州の危急に及ぶを傍観なして居たると言うより―を生ぜし事なれば」〈染崎延房・近世紀聞〉3手抜かり。油断。すき。「いささかの―なく用意したりと思ふが」〈枕・七五〉類語 間・あわい・はざま・合間あいま・すきま・間隙かんげき隙ひま過すぐる駒こま「隙行く駒」に同じ。隙ひま行ゆく駒こま《「荘子」知北遊から》年月の早く過ぎ去ることのたとえ。隙過ぐる駒。→白駒はっくの隙げきを過ぐるが如ごとし |