释义 |
百里の海も一夫に飲ましむる能わず百里の道も一足から百里を行く者は九十を半ばとすひゃく‐り【百里】1一里の1一0〇0〇倍の距離。また、遠い距離。百里ひゃくりの海うみも一夫いっぷに飲のましむる能あたわず《「尉繚子」治本から》どんなに広い海の水でも、飲み水としては一人の渇かつをいやすにも足りない。大きいばかりが能ではないというたとえ。百里ひゃくりの道みちも一足ひとあしから遠い旅も第一歩から始まる。遠大な事業も手近なところから始まることのたとえ。千里の行こうも足下に始まる。類語 千里の行こうも足下そっかに始まる・千里の道も一歩から・遠きに行くには必ず邇ちかきよりす・高きに登るは必ず低きよりす・隗かいより始めよ百里ひゃくりを行ゆく者ものは九十くじゅうを半なかばとす《「戦国策」秦策・武王から》何事も終わりのほうほど困難であるから、九分どおりまで来てやっと半分と心得、最後まで気をゆるめるな、という戒めの言葉。百里を行く者は九十里を半ばとす。 |