释义 |
[一]〘名〙[二]〘名・形動ナリ〙福過ぎて禍生ず福は内鬼は外ふく【福】アクセント ふく↓{が} 一〘名〙1運のよいこと。幸運。幸い。しあわせ。「―を授かる」 「―の神」⇔禍。2神仏への供え物のおさがり。また、それをいただくこと。おふく。ごふく。「このすずは鞍馬の―にて候ふぞ」〈著聞集・一八〉二〘名・形動ナリ〙ゆたかなこと。裕福なこと。また、そのさま。「―な旦那を取り放してはと」〈浮・禁短気・五〉類語 幸福・幸せ・幸い・幸さち・果報・冥利みょうり・多幸・多祥たしょう・万福ばんぷく・至福・浄福・清福・福福・大福・ハッピー福ふく過すぎて禍わざわい生しょうず《「宋書」劉敬宣伝から》身に過ぎた幸福は、かえって禍のもととなる。分をわきまえて慎むべきであるということ。福ふくは内うち鬼おには外そとアクセント ふくは↓うち△おには↓そと 節分の夜、豆まきの行事をするときに唱える言葉。幸運を招く福の神は内へ、禍わざわいをもたらす鬼は外への意。鬼は外福は内。 |