释义 |
河豚食う無分別河豚食わぬ無分別河豚は食いたし命は惜ししふぐ【河=豚┊×鰒】アクセント ふ↓ぐ 《「ふく」とも》フグ目フグ科の魚の総称。海産のものが多い。体はふつう太っていて腹びれがなく、体表にとげ状のうろこをもつものや、うろこのないものがある。口は小さく、歯は癒合してくちばし状を呈し、よく水を飲んで体を膨らませる。多くは内臓に毒をもつ。肉は淡白で美味。トラフグ・マフグ・キタマクラなど、日本近海に約4四0〇種が知られる。フグ目にはハコフグ科・ハリセンボン科なども含まれる。ふくべ。かとん。 季冬 「―の面世上の人を白眼にらむ哉/蕪村」類語 真河豚・虎河豚 カラスフグ 焼きフグ河豚ふぐ食くう無分別むふんべつ河豚ふぐ食くわぬ無分別むふんべつフグに毒があるのもかまわず、むやみに食うのは無分別であるが、毒にあたるのを恐れてその美味を全く食しないのも無分別である。河豚ふぐは食くいたし命いのちは惜おしし美味なフグは食いたいが、その毒にあたって死ぬのはいやだ。ある行為に危険が伴っているのを恐れ、たやすく踏みきれないことのたとえ。 |