释义 |
ふし【節】アクセント ふし↓{が} /【複】~ぶし○1棒状の物の盛り上がった部分。㋐竹・葦あしなどの茎にあるふくれた区切り。㋑幹や茎から枝が出るところ。また、木材に残る枝の出たあと。「―のある板」㋒骨のつなぎ目。関節。「指の―」㋓糸や縄のこぶ状になった所。「―の多い糸」2区切りとなる箇所。段落。せつ。「これを人生の―としよう」3心のとまるところ。…と思われる点。「疑わしい―が二、三ある」4機会。おり。おりふし。「何かの―に思い出す」5㋐歌などの旋律。また、旋律のひとくぎり。曲節。「―をつけて歌う」 「出だしの―を口ずさむ」㋑文章を音読するときの抑揚。「―をつけて朗読する」㋒(ふつう「フシ」と書く)浄瑠璃や謡曲などの語り物で、詞ことばに対する旋律的な部分。6その人独特の語り口。演説や講演にいう。7「鰹かつお節」 「鯖さば節」などの略。8定常波で、ほとんど振動していない部分。振幅が最小の点。⇔腹。9なんくせ。言いがかり。「喧嘩に―はなくてめでたし」〈滑・膝栗毛・四〉下接語 憂うき節・折節・七なな節・一ひと節(ぶし)一中節・田舎節・入れ節・歌沢節・腕節・愁い節・荻江おぎえ節・雄節・鰹かつお節・河東かとう節・亀かめ節・義太夫ぎだゆう節・清元節・削り節・小節・鯖さば節・鮪しび節・新内節・説経節・背節・薗八そのはち節・連れ節・常磐津ときわず節・常とこ節・富本とみもと節・浪花なにわ節・生なま節・生なまり節・節節・骨節・本節・都節・雌節(ぷし)腕っ節・骨っ節類語 (3)点・ところ・箇所・部分・面めん・部位・一部・一部分・局部・局所・細部・断片・一端いったん・一斑いっぱん・一節いっせつ・件くだり・パート・セクション/(5)節回し・音調・旋律・メロディー |