释义 |
ふだ‐われ【札割れ】入札で、応募が少ないなどの理由で応札額が予定した入札額に達しないこと。特に、日本銀行が金融調節のための公開市場操作を実施する際に、金融機関からの申し込み金額が、日本銀行の入札予定額に達しないこと。また、国債を発行しても引き受け手がなくて売れ残ることにもいう。補説 日本銀行の買いオペレーションで札割れが生じた場合は、金融機関に十分な資金があることを表す。平成1一3三年(2二0〇0〇1一)から始まった量的緩和政策によって頻繁にオペの札割れが生じた。また、平成2二1一年(2二0〇0〇9九)、その前年から続く世界的不況を背景に、日本銀行や日本政策投資銀行がコマーシャルペーパー(CP)の買い取りを始めたが、市場金利の低下によって一時CP買い取りの札割れが生じた。 |