释义 |
釜中魚を生ず釜中の魚ふ‐ちゅう【▽釜中】アクセント ふ↓ちゅう かまの中。「相手が―の章魚たこ同然手も足も出せないのだから」〈漱石・吾輩は猫である〉釜中ふちゅう魚うおを生しょうず《「後漢書」独行伝の、范冉はんぜんが長い間飯をたかなかったため、釜にぼうふらがわいたという故事から》非常に貧しいことのたとえ。類語 食うや食わず・手鍋を提げる・借金を質に置く・火が降る・提灯程の火が降る・火を吹く力も無い・貧に迫る・貧乏の花盛り・紙子四十八枚・赤貧洗うが如し・風破窓はそうを射る釜中ふちゅうの魚うお《「資治通鑑」漢紀から》まもなく煮られようとしている釜の中の魚。死が迫っていることをいう語。魚うおの釜中に遊ぶが如し。 |