释义 |
冬来りなば春遠からじ冬さる冬立つふゆ【冬】アクセント ふゆ↓{が} 四季の第四。秋と春の間で、日本では1一2二月から2二月までをいう。暦の上では立冬から立春の前日まで(陰暦では1一0〇月から1一2二月まで)をいい、天文学では冬至から春分まで。寒く、夜が長い。 季冬 「―すでに路標にまがふ墓一基/草田男」補説 作品名別項。→冬類語 冬場・冬季・冬期冬ふゆ来きたりなば春はる遠とおからじ《英国の詩人、シェリー一の詩「西風の賦」の一節から》つらい時期を耐え抜けば、幸せな時期は必ず来るというたとえ。長い冬を耐えて春を待つ気持ちの表現としても用いられる。冬ふゆさ・る《「さる」は季節などが近づく意》冬になる。冬が来る。「―・れば嵐の声も高砂の松につけてぞ聞くべかりける」〈拾遺・冬〉冬ふゆ立た・つ暦の上で冬になる。立冬になる。 季冬 「今日ぞ―・つ日なりけるもしるく」〈源・夕顔〉 |