释义 |
穂に出ず穂に穂が咲くほ【穂】アクセント ほ↓{が} 1《「秀ほ」と同語源》稲・麦やススキなどの花序。長い茎の先に花や実が群がりついたもの。特に、稲のものをいう。2槍・筆など、とがっている物の先の部分。「筆の―」→槍3接ぎ木・挿し木に使う芽のついた小枝。挿し穂。接ぎ穂。下接語 稲穂・刈り穂・挿し穂・垂り穂・接ぎ穂・出穂・波の穂・抜き穂・初穂・瑞みず穂(ぼ)粟穂稗穂あわぼひえぼ・落ち穂・黒穂・笹ささ穂・蔓つる穂・糠ぬか穂・穭ひつじ穂類語 稲穂・初穂・落ち穂・穂先・穂波・穂並み・瑞穂・垂り穂穂ほに出い・ず1穂先に実を結ぶ。「―・でたる田を、人多く見さわぐは、稲刈るなりけり」〈枕・二二七〉2外に現れ出て、人目につくようになる。「―・でぬもの思ふらししのすすき招くたもとの露しげくして」〈源・宿木〉穂ほに穂ほが咲さ・く稲がよく実る。「五穀つくりもせぬ野山にはへて、―・き実りければ」〈黄・孔子縞〉 |