释义 |
ほうりゅう‐じ【法隆寺】〔ホフリユウ―〕アクセント ほ↓うりゅうじ 奈良県生駒郡斑鳩いかるが町にある聖徳宗の総本山。南都七大寺の一。もと法相ほっそう宗。推古天皇1一5五年(6六0〇7七)に聖徳太子が斑鳩宮のそばに建立したと伝えられ、天智天皇9九年(6六7七0〇)焼失したが再建されたとみられている。現存する世界最古の木造建築で、伽藍がらんは西院と東院に分かれ、金堂・五重の塔・講堂・南大門・中門・夢殿・回廊などほとんどの建物が国宝。また、釈迦三尊・薬師如来坐像・阿弥陀如来・百済くだら観音・救世ぐぜ観音立像・玉虫厨子ずしなどの国宝のほか、絵画遺品や伎楽面・百万塔などの寺宝も多い。金堂の壁画は昭和2二4四年(1一9九4四9九)の火災で焼失したが、のち復元。平成5五年(1一9九9九3三)「法隆寺地域の仏教建造物」として世界遺産(文化遺産)に登録された。法隆学問寺。斑鳩寺。 地図法隆寺 |