释义 |
[一][二]ぼん‐てん【梵天】アクセント ぼんて↓ん /ぼんてん○ 《梵Brahmanの訳。「ぼんでん」とも》一一古代インドで世界の創造主、宇宙の根源とされたブラフマンを神格化したもの。仏教に取り入れられて仏法護持の神となった。色界の初禅天の王。十二天・八方天の一。ふつう本尊の左に侍立する形で表され、右の帝釈天たいしゃくてんと相対する。梵天王ぼんてんのう。大梵天王。二《「梵土天竺ぼんどてんじく」の略》インドの異称。二1仏語。色界の初禅天。大梵天・梵輔天・梵衆天の三天からなり、特に大梵天をさす。淫欲を離れた清浄な天。2修験者が祈祷に用いる幣束へいそく。3大形の御幣の一。長い竹や棒の先に、厚い和紙や白布を取り付けたもの。神の依代よりしろを示す。 季新年 4棒の先に幣束を何本もさしたもの。魔除けとして軒などにさした。5延縄はえなわ・刺し網などの所在を示す目印とする浮標のこと。6「梵天瓜」の略。7耳かきの端についている、球状にした羽毛。細かな耳あかを払うためのもの。 |