释义 |
まつのろうか‐にんじょうじけん【松之廊下刃傷事件】〔まつのラウカニンジヤウジケン〕元禄1一4四年(1一7七0〇1一)3三月1一4四日、京都から下向した勅使の接待役を命じられていた播磨国(兵庫県)赤穂の藩主、浅野内匠頭たくみのかみ長矩が江戸城松之廊下で高家吉良上野介こうずけのすけ義央に斬りつけ傷を負わせた事件。取り押さえられた浅野長矩は田村家にお預けとなり、即日切腹を命じられ浅野家は断絶した。補説 この事件と、その後の赤穂義士によるあだ討ちは「忠臣蔵」として脚色上演されて人気を呼び、その後も小説・映画などの題材となった。なぜ浅野が吉良を斬ったか、理由ははっきりしない。浅野からの付け届けがなかったので吉良がいじめたというのは俗説。 |