释义 |
まん‐どころ【▽政所】アクセント まんどころ○ 《政まつりごとを執り行う所の意》1政庁。特に、検非違使けびいしの庁。2平安時代以後、親王・摂政・関白・大臣などの家で、所領の事務や家政などを取り扱った所。3荘園の現地で支配の実務を扱った所。4㋐鎌倉幕府の政庁。財政や鎌倉市中の雑人の訴訟をつかさどった。㋑室町幕府の政庁。財政のほか、貸借・土地などの訴訟をもつかさどった。5大社寺で、事務・雑務を取り扱った所。6宮中で、女御にょうごに属した下級官吏。7「北の政所」の略。「―の京に出で給ふといひて」〈今鏡・一〇〉8最も重要なところ。頭分かしらぶん。首領。「そうじて神の―、出雲の国の大やしろ」〈滑・膝栗毛・三〉 室町幕府の組織の政所 |