释义 |
右から左右と言えば左右に出る右に出る者がない右の耳から左の耳右は京道左は伊勢道右へ倣え右向け右右も左も分からないみぎ【右】アクセント みぎ○ 1東に向いたとき南にあたる方。大部分の人が、食事のとき箸はしを持つ側。右方。「四つ角を―に曲がる」⇔左。2右方の手。みぎて。「―を差して寄って出る」⇔左。3左手より右手の利くこと。右利き。「―の速球派投手」⇔左。4野球の右翼。ライト。「―越え本塁打」⇔左。5保守的な思想傾向があること。右翼。「―寄りの党派」⇔左。6二つを比べてすぐれている方。7縦書きの文章でそれより前の部分、またはそれより前に記してある事柄。「―に述べたとおり」8《御所から見て右側になるところから》京都の町で西側の部分。「―の京」9歌合わせ・絵合わせなどで、右側の組。⇔左。10官職を左右に分けたときの右方。昔、中国では右を上席とし、日本の官位制度の中では左を上位とした。「―の大臣おとど」⇔左。類語 右手・右側・右方・ライト・右翼・右翼手右みぎから左ひだりアクセント みぎからひだり○ 受け取った金品を、すぐまた他の人に渡して、手元にとどめおかないこと。「給料をもらっても―へなくなってしまう」補説 ふつう、「左から右」と言うことはない。類語 即刻・即座・即時・即席・即製・即・同時・言下・直後・直ちに・早速・すぐ・すぐさま・とっさに・俄か・折り返し・すかさず・立ちどころに・たちまち・途端・瞬く間・あっという間・時を移さず・間髪を容いれず・リアルタイム右みぎと言いえば左ひだり人の言うことにすべて反対すること。右みぎに出でるアクセント みぎにで↓る その人以上にすぐれている。「囲碁なら彼の―者はいない」右みぎに出でる者ものがな・い《古代中国で、右を上席にしたところから》その人よりもすぐれた人がいない。右みぎの耳みみから左ひだりの耳みみ右の耳から入ったことが左の耳からすぐ抜けていく。聞いたことを片っ端から忘れてしまうことのたとえ。籠耳かごみみ。補説 ふつう、「左の耳から右の耳」と言うことはない。右みぎは京道きょうみち左ひだりは伊勢道いせみち右は京都へ通じる東海道、左は伊勢の参宮道。関の追分おいわけが分岐点であるところから、初めはわずかな違いでも、後には非常に大きな差になることのたとえ。類語 毫釐ごうりの差は千里の謬あやまり右みぎへ倣ならえアクセント みぎへなら↓え 1自分の右手にいる者にならえ。横隊の列などを整列させるときの号令。2最初に行った人のまねをしたり追随したりすること。特に、無批判にそうする場合をいうことが多い。「部長に―してゴルフを始めた」補説 「右へ習え」と書くのは誤り。類語 まね・模倣・模擬・人まね・猿まね・複写・模写・複製・写し・模造・紛い物・偽物・真似事・模する・倣う・見倣う・なぞらえる・擬する・イミテーション・カーボンコピー右みぎ向むけ右みぎからだを回転させて、右に向きを変えさえる号令。右みぎも左ひだりも分わから◦ない1その土地の地理がまったくわからない。2その分野についてまったく知識がない。また、物事を理解する力がない。 |