释义 |
[一]〘名〙[二]〘代〙[三]〘副〙自ら持する自ら直きの箭を恃まば百世矢無からん自ら卑うすれば尚し自ら墓穴を掘るみ‐ず‐から【自ら】〔―づ―〕アクセント み↓ずから 《「み(身)つから」の音変化。「つ」は「の」の意の助詞。身そのもの、の意》一〘名〙自分。自分自身。「彼は―の力で勝った」 「―をかえりみる」二〘代〙一人称の人代名詞。多く、身分の高い女性が自分をさしていう。わたくし。「―は九重のうちに生ひ出で侍りて」〈源・少女〉三〘副〙ほかの人の力に頼らないで自分の力で行うさま。手ずから。自分で。「―あやまちを認める」 「―命を絶つ」類語 一自分・自身・自己・己おのれ・我われ・自分自身・一身・本人・当人・当事者・当方・張本人/二我が輩・吾人ごじん・余よ・某それがし・某なにがし・私わたくし・私わたし・私あたくし・私あたし・私あたい・私あっし・僕・俺・私わし・手前・小生・愚生・妾わらわ・あちき・うち・おいら・おら・こちら・こっち・こちとら・わて・愚・拙者・身共・不肖・迂生うせい・我が身/三手ずから・直直じきじき・直接・直接的・直じかに・身を以て・自発的・親しく・ダイレクト・アクティブ・アグレッシブ・故意・作為・作為的・意識的・意図的・未必の故意・ことさら・自主的・主体的・意欲的・能動的・積極的・精力的・好んで・あえて・進取・進んで・求めて・喜ぶ・喜んで・前向き・乗り気・我先・我勝ち・えいやっと自みずから持じ・する自分で自分を引きしめてくずれないようにする。「大事を前に―・する」自みずから直なおきの箭やを恃たのまば百世ひゃくせい矢や無なからん《「韓非子」顕学から》手を加えないで天然のままでまっすぐな矢ができるのを待っていたら、百代たっても矢は得られないだろう。生まれながらに完全な人はいないということ。自みずから卑ひくうすれば尚たっとし《「史記」商君伝から》自分のほうからへりくだった態度でいれば、自然に人から尊敬される。自みずから墓穴ぼけつを掘ほる自分で自分を破滅に導く。類語 墓穴を掘る・飛んで火に入る夏の虫・愚人は夏の虫・紙子着て川へ嵌はまる・雪仏の水遊び・ |