释义 |
茗荷の子みょう‐が【×茗荷】〔めう―〕アクセント みょうが○ 《「めが(芽香)」の音変化という。「茗荷」は当て字》1ショウガ科の多年草。地下茎が横に伸び、地上茎は高さ5五0〇センチ~1一メートル。葉は長楕円形で、互生。夏から秋にかけ、地際に苞ほうが2二列に重なって卵状の花穂をつけ、苞の間から淡黄色の3三弁花を出す。全体に特有の香りがあり、茗荷の子とよぶ花穂や若芽を食用にし、栽培される。熱帯アジアの原産。めが。 季子=夏 花=秋 「日は宙にしづかなるもの―の子/林火」2紋所の名。ミョウガの芽や花を図案化したもの。3おろかな人。1をたくさん食べると物忘れするという俗説からいう。「大門を這入はひる―に出る生姜」〈柳多留・一二二〉ミョウガの若芽茗荷の紋所の一つ「入れ違い茗荷」茗荷の紋所の一つ「田村茗荷」茗荷の紋所の一つ「違い一関茗荷」花/撮影・植松国雄茗荷みょうがの子こ1ミョウガの花穂のこと。香りがよく、薬味などにする。 季夏 2《1が、出るそばから取られることから》ばくちに負けることをいうしゃれ。「出ては取られる―」 |